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構造・性能
末永く快適に暮らすために、
大切な家族を守るために。
住む人が安心して末永く暮らせるために、
見えない部分に細心の注意を払って丁寧につくっています。
地震対策
建物を建てるにあたって、目に見えない地中の現況を把握することは、とても重要なことです。
当社ではスウェーデン式サウンディング試験を採用し、建物の四隅と中心の5ポイントを全棟調査しています。
調査報告書に基づき、最良な地盤改良工事を実施します。
なお、弊社売主の土地物件においては、地盤改良工事費用は弊社が費用負担いたします。
ベタ基礎
住まいの地震対策を考えるとき、忘れてはならないのが「基礎」です。
エドケンハウスでは、優れた安定性と強度を持つ「ベタ基礎」を採用しています。
建物下の地盤全体に鉄筋を200mmピッチで配筋し、基礎底部が1枚の耐圧盤となり、建物の荷重を面全体で伝えるため、荷重が分散され、より高い支持力を発揮します。
また、地面をコンクリートで覆うことで、湿気やシロアリの侵入を防ぎます。
木造軸組み工法
建物の耐力壁を増やしたり、接合部を金物で固めることで、地震の揺れなどの衝撃に耐える「耐震構造」を採用しています。
また、経年変化が少なく高強度・高耐久なJAS認定の構造用集成材を使用することで、長期間安定した構造躯体を作り上げます。
根太レス工法
根太をなくし、910mm間隔に配置された床梁の上に直接28mmの分厚い構造用合板を敷き詰めることで、土台や梁など家全体を一体化させ、横からの水平応力やねじれに強く耐震性を向上させています。
壁全体を覆う耐力面材
従来の筋交いでは、接合部に力が集中し、抵抗力が低下する欠点があります。
一方、パネルを用いた工法では、どちらからの力が加わっても荷重を分散させるので安心です。
また、石膏でできている無機質系面材だから木質系面材に比べ、火に強く、燃えない建材です。
万が一、近隣の火災が発生しても貰い火で燃え移る可能性が低くなります。
耐力面材
せっこう板に、高防水、高防カビ性能を付加し、外壁下地用面材として使用可能にした建材です。
- 耐火性
-
石膏でできている無機質系面材だから木質系面材に比べ、火に強く、燃えない建材です。
万が一、近隣の火災が発生しても貰い火で燃え移る可能性が低くなります。検証タイガーEXハイパーと木質系耐力面材のそれぞれの表面を同じ条件で約3分間燃やし、燃え具合を比較しました。
木質系耐力面材は炎を出しながら燃え、裏面まで火が貫通したのに対し、タイガーEXハイパーは炎が出ず、裏面も燃えませんでした。
- 耐震性
-
端部のみで固定する筋交いに比べ、力を壁全体で受け止めるので、
地震や台風にも強くなります。
また、壁倍率2.7倍の大臣認証を受けた耐力壁となります(標準施工の場合)。
- 耐久性
-
壁内部に発生する結露は、土台や柱、壁などを腐食する原因となります。
湿気を通しやすい(透湿性)タイガーEXハイパーは、通気層から湿気を外部に放出し、結露の発生を抑制し、建物の耐久性を保ちます。検証沸騰するお湯を入れた容器の上に各面材で蓋をして、その上にガラス製シャーレをかぶせて水蒸気の透過を観察しました。
木質系耐力面材はシャーレ内がくもった程度でしたが、タイガーEXハイパーは大量の水蒸気が通り抜けて水が垂れる状態になりました。
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耐震ダンパーMIRAIE
エドケンハウスは、従来の耐震構造に制震装置「MIRAIE」を標準採用しております。
この制震装置は、地震の揺れを最大95%吸収・低減することが実証されており、強い地震による建物へのダメージを最小限に抑えます。
詳しくはこちら
省令準耐火構造
一般的な木造住宅よりも火災に強く、万が一火災が発生したとしても、
①外部からの延焼防止
②各室防火
③他室への延焼防止
という特徴から、被害を抑えられやすいというメリットがあります。
そのため、火災保険及び地震保険の保険料も割安になります。
省令準耐火構造
通常の木造住宅に比べて火災に強い構造を実現
- 外部からの延焼防止
隣家からのもらい火による火災に備えて、屋根や外壁、軒裏を防火性の高い構造とします。
省令準耐火構造では、屋根を市街地での火災を想定した火の粉による建築物の火災を防止できるよう不燃材料を葺くことを等としています。 また、外壁及び軒裏には、建築基準法の防火構造(例:外壁にサイディング壁を使用するなど)としています。 - 各室防火
火災を最小限に食い止めるためには、発生源とその他の部分とを完全に区切る「防火区画化」が重要となります。
省令準耐火構造では、各室を区画する構造とするため、火が他室に燃え広がりにくくなっています。 - 他室への延焼遅延
内部で火災が起こった際、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がってしまいます。
火が住宅全体に広がりにくくするため、火災の通り道となる壁や天井内部の要所(壁の内側などの接合部)に木材や断熱材のファイヤーストップ材を設けます。
火災保険料が大幅に安くなります。
準耐火建築物と同等の区分となり、火災保険だけでなく、
地震保険の保険料を大幅に安くすることが可能です。
※保険料は地域や保険会社によって異なります。
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断熱性能
2050年 脱炭素社会の実現に向けて、住宅の省エネルギー性を一層向上させるため、令和4年4月より新設された「断熱等性能等級5」(UA値0.6以下)をクリアする断熱構造を標準採用しています。
また、より高い断熱性能(断熱等性能等級6)をクリアする仕様(オプション)もご用意しております。
詳しくはこちら
高性能サッシ
住まいの中で、熱の出入りが最も多いのが「窓」。
そのため、室内の快適さをキープするためには、窓の断熱性を高めることが重要なポイントとなります。
そこで快適な住まいのために高性能な遮熱高断熱サッシを採用しています。
さらに、意匠性を大切にし、フレームを極小化したデザイン性の高いサッシを採用しています。また、窓にも断熱性能を求めるお客様にオススメです。
アルミと樹脂のハイブリッド構造で
優れた断熱性能を実現する高性能サッシ
サーモスⅡ-H(標準仕様)
縦すべり出し窓(オペレーター・カムラッチ)
Low-E 複合ガラス(アルゴンガス入り)
熱貫流率
1.66W/(㎡・K)
フレームを極限までスリム化し、熱ロスの低減とデザイン性の向上
窓の断熱性を高めるため、フレームの極小化とガラス面積最大化を図りました。
これにより、スマートなデザインが実現し、スタイリッシュな室内空間を演出します。
ハイブリッド構造の高性能フレーム採用
室外側は耐久性と強度に優れたアルミを採用し、雨・風・日差しによる劣化を防止。
室内側は、アルミに比べて熱伝導率が約1/1000樹脂を採用し、熱の出入りを抑えます。
高断熱を追求し、ガラスも高性能化
特殊金属膜の効果で、一般複層ガラスの約2倍の高い断熱性を発揮する「Low-E複層ガラス」と熱の出入りを約30%抑制するアルゴンガスを標準設定。
※一般複層ガラスとLow-E複層ガラス グリーンの比較。
※上記商品ほか、エピソードⅡNEO(YKK-AP)を標準仕様としております。
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ZEH
2030年には住まいもZEH(省エネ+創エネ)がスタンダードに。
お客様の暮らしに豊かさをもたらすZEHの実現がエドケンハウスの使命と考え、ZEH住宅の普及に力を入れています。詳しくはこちら
高気密仕様
住宅の冬の寒さの原因は、断熱性能だけではなく「隙間」にもあります。
この隙間が少ない家は「高気密住宅」と呼ばれ、室内の空気が漏れにくく、外気も侵入しにくく、省エネルギーで快適な住環境を維持することができます。
エドケンハウスは、標準仕様においても気密性に配慮した家づくりをしておりますが、特に気密性をこだわりたいお客様へオススメしているプランをご紹介します。
高気密
■ 高気密住宅とは。なぜ高気密であることが必要か...
隙間が少なく室内外の空気の出入りが少ない住宅を「高気密住宅」と呼んでいます。
隙間を少なくするには、高品質の建材を使用し、建材の接合部やコンセント回りなどをシートやテープなどでしっかりふさぐなど細かな作業が必要なため、住宅会社の良し悪しの判断ポイントとも言われています。
また、最近国策との関係で加速している高断熱化ですが、断熱性能は高気密であることが欠かせないものなのです。いくら断熱性能を高めても隙間が多い家では、空気の出入りによって外気温の影響を大きく受けてしまい、本当の住み心地の良さは実現できません。また、隙間から出入りするのは空気だけではなく、空気内に含まれる水分も出入りするので、その途中で冷却されると壁内結露が発生し、木材の腐食などの原因にもなります。つまり、断熱性能と気密性を両立させることで、結露やカビの発生を防止したり、冷暖房の効きが良くなる省エネ効果も実現できるのです。
■ エドケンハウスの高気密住宅パック
① 気密性を高める断熱材の採用
エドケンハウスの断熱材は、標準仕様では高性能グラスウールを採用しておりますが、高気密住宅仕様においては、現場発泡ウレタンフォーム(フォームライトSL)を採用します。フォームライトSLは、フォーム内部の99%が空気であり、その空気で断熱するので断熱性能の劣化がありません。
また、現場発泡で吹付け施工するので、どんな細かな部分にも隙間なく密着します。しかも優れた柔軟性で、柱など構造体の温度変化や伸縮などの動きにも追随するため気密性の劣化もなく、長期にわたり剥がれたり、隙間ができたりすることがありません。また、優れた気密性により、外部の騒音や気になる室内の生活音の漏れをシャットアウトし、静かな生活環境を維持します。
現場に専用車で断熱素材を運びます。
柱と柱の間を隙間なく、吹き上げます。
その場で発泡する「あわ断熱」が家中を包み込みます。
② 熱交換型第1種換気システムの採用
換気は室内の空気を捨てて、外気を取り入れる必要があります。夏や冬では快適な温度に調整された空気を捨てて、不快な外気を取り入れることになります。エドケンハウスの高気密住宅仕様においては、室内の「暖かさ」や「冷たさ」を再利用する熱交換システムの採用を推奨します。室内の快適な空気のエネルギーを利用し、屋外から取り入れた空気をできる限り室内環境(温度・湿度)に近い状態に引き上げてから取り込むことが可能になる換気システムです。
冷房や暖房をしていても、室内の快適な温度は外に逃げずに、夏は湿気を抑えサラっとした、冬は乾燥しすぎずしっとりとした空間を保つことが可能。
エドケンハウス推奨換気システム例
MAHBEX「澄家」(床下設置)
熱交換器本体
給気フィルター
床面排気口
「澄家」を採用する場合、当社標準採用している「床断熱」ではなく、「基礎断熱」の施工が必要となります。
「澄家」では、基礎内の空気も循環することから床下のカビリスクを低減できます。
ローヤル電機「SEシリーズ」(天井設置)
熱交換器本体
外気清浄フィルター
風量コントローラー
※ 上記第1種換気システムほか、ご予算に応じ、ダクト式第3種換気システム(ルフロ400)もご提案いたします。
③ 気密処理と気密測定の実施
高気密住宅仕様の場合、断熱材(フォームライトSL)の吹付け施工後にサッシ回り、基礎部、UB基礎部および床について気密処理を実施します。また、建物完成前に専用の測定器を使い、C値の測定を行いますが、お客様のご要望により建物完成後にも気密測定を実施することも可能です。
サッシ周り充填
床・柱脚周り充填
配管周り充填
気密測定
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床下換気(基礎パッキン工法)
床下全域の湿気を排湿できる良好な床下環境をつくることで、コーナーの隅々で換気し、断熱材の中の湿気も排湿して断熱材の性能を維持します。 さらに、基礎コンクリートと相性の悪い、木質土台部分を絶縁することで土台の腐れを防ぎ、シロアリの蝕󠄀害を受けない快適な床下環境を維持する補償付き工法です。
シックハウス対策
シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒド(VOC)等の放出量がゼロ、もしくは極めて少ない、JIS・JASで最高水準のF☆☆☆☆建材を使用しています。
万が一、家具など居住後に持ち込まれたものが原因でホルムアルデヒド濃度が上昇した場合、それを吸収し、無害な物質に分解し、きれいな空気環境を作り出す「ハイクリンボード」を標準採用しています。
家づくりのこだわり「健康・換気」
健康・換気
健康で安全に暮らせる室内環境《ホルムアルデヒト対策》
木材・クロス・糊・室内建具建材等・住宅設備すべてF★★★★の材料を使用
シックハウス対策
法規制最高等級のF★★★★を使用
(F★★★★:規制対象外材料の使用制限なし)
揮発性有機物化合物の対策
木質建材業界の自主基準
(厚生労働省の室内濃度指針値以下)適合製品4VOCを使用
(4VOC:主に建材から放散される4つの化学物質)ルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン
石膏ボード「ハイクリンボード」でシックハウス症候群対策
ピンクの石膏ボードがホルムアルデヒドを短時間で吸収し、無害な物質に分解し、
きれいな空気環境を実現します。
当社で使用している建材は、ホルムアルデヒドの放散量がもっとも少ない「F★★★★(フォースター)」のものですが、居住後に運び込まれる家具等から室内温度の上昇が原因で室内のホルムアルデヒド濃度が上昇することがあります。
それを低減させるのが、ハイクリンボードです。
従来の石膏ボードの耐火性や遮音性を維持したまま、シックハウス症候群対策が可能となります。
ホルムアルデヒド吸収分解性能をハイクリン性能と呼びます。
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