家を建てる時期は子育て中の20~30代が多く、子育て中心の間取りで考えてしまいがちです。しかし、老後は誰にでも訪れるもの。できれば、家族構成や将来設計、リフォームまで見通した提案をしたいものですね。
また、子育てがひと段落してから家を建てる場合は、リビングの広さよりも動線のよさや水まわりの広さを優先すると暮らしやすくなります。
リビングには吹き抜けがあり、明るく開放感のある間取りです。リビングには主寝室が隣接しています。2階には子ども部屋、トイレと洗面台があるので、夫婦別寝室にすることも可能です。
吹き抜けがある場合は全館空調にしておくと、暑さや寒さに弱くなる老後も快適に過ごせます。
玄関には、靴の脱ぎ履きを便利にする腰掛けを置いて転倒を防止。2階建ての場合は直線階段よりも、折り返しのある階段のほうが転倒した際のリスクを抑えられるでしょう。