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失敗しない土地選びのコツ5選
2021年12月17日edoken
土地選びは家を建てる上で、とても重要です。土地選びに失敗すると、後から絶対後悔します。家は土地の上に建ちます。その土台部分の選び方を失敗すると、満足のいく家を建てられたとしても、満足のいく暮らしはできません。
こちらの記事では、土地選びを失敗しない為のコツを5つ記載しています。これから家を建てる方は是非参考にして、後悔のない家づくりをしてください。
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▼この記事を読んでわかること!
・失敗しない土地選びのコツ
・土地選びの失敗例
・建物の全体イメージを決めておくことの重要性
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目次
❶不動産屋と一緒に探す
❷希望条件の優先順位をつける
❸建物の全体イメージを決める
❹土地に掛ける予算を決める
❺平日と休日の両方で下見をする
【失敗しない土地選びのコツ❶】不動産屋と一緒に探す
失敗しない土地選びのコツの1つ目が、「不動産屋さんと一緒に探す」ことです。確かに個人がネットを使って探すことも出来ます。ですが個人で探した時にありがちな失敗例として
・用途地域を考慮せずに購入した結果、すぐ近くにマンションが建設されて失敗した
・建ぺい率と容積率を考慮せずに購入して、小さいサイズの家しか建てられなかった
などが挙げられます。用途地域とは 、その地域に建築できる建物の種類、用途の制限を定めたルールのことです。用途地域は全部で13種類に分けられています。小規模な住宅や学校しか建てられない地域や、それに加えてコンビニや飲食店も建てられる地域。病院やショッピングモール、マンションも建てられる地域など、様々です。
この用途地域をしっかり考慮できていれば、自分が気に入った土地を見つけた時、周りにどんな建物が建つ可能性があるのかを想像できます。「日当たりが良いからこの土地を買ったのに、近くにマンションが建って家が薄暗くなった…」といった後悔も、用途地域を考慮していれば無かったんです。
そして建ぺい率と容積率。建ぺい率とは土地に対して、どのくらいの広さの建物を建てていいかという数値の事です。容積率は土地面積に対する延べ床面積の割合を指します。延べ床面積とは、建物のすべての階の床面積を合計した面積のことです。
例えば、土地が100㎡で建ぺい率が50%容積率が100%の時、建物が建てられるのは50㎡。建築可能な家の延べ床面積は100㎡となります。建ぺい率と容積率はエリアや、用途地域によって変わります。この知識を持っていれば土地を買った後に、「考えていたサイズの家が建てられないじゃん!でも土地はもう買っちゃったし…」と、後悔することはなくなる訳です。
他にも「安いと思って購入したら、ガス管や下水道など生活インフラの引き込み工事が必要で、余計な費用が掛かってしまった」など見落とすポイントが多いです。なので土地を探す際は、不動産屋さんと一緒に探すことをオススメします。
【失敗しない土地選びのコツ❷】希望条件の優先順位をつける
後悔しない為の2つ目のポイントは、「希望条件の優先順位をつける」です。
・予算
・日当たりが良い土地
・交通アクセス
・希望学区
・周辺環境(コンビニ、スーパー、保育園、病院、飲食店など)
・交通量 …etc
上記のような中から、自分の譲れないポイントを明確にして優先順位をつけましょう。100点満点の土地がみつかることは、ほとんどありません。優先順位を決めていない方は、土地を紹介されても「もっといい条件があるはずだ」と様子見をすることが多いです。その結果他の人が土地を契約してしまい「あの時契約しとけば良かった」と後悔してしまうんです。
なので土地を探す前に、自分の希望条件とその条件の優先順位を決めておきましょう。そうすることによって土地を紹介された時に、購入してもいい土地かどうかすぐに判断できるようになります。
【失敗しない土地選びのコツ❸】建物の全体イメージを決める
3つ目のポイントは「建物の全体イメージを決める」ことです。
自分が建てたい家は、どんな設備を付けて、どんな大きさで、どんな間取りがいいのかを、イメージしましょう。「自分が建てたい家の全体イメージ」が決まっていないと、建物を建てるのに必要な予算が出せません。建物の予算が決まらないと、❹の土地に掛ける予算も決められないです。なので、建物の全体イメージを予め決めておく必要があるんです。
【失敗しない土地選びのコツ❹】土地に掛ける予算を決める
4つ目のポイントは「土地に掛ける予算を決める」ことです。
これは土地選びに限った話ではありませんが、予算オーバーして「ローンの支払いが苦しくなった」という話はよく耳にします。土地に掛ける予算を決めずに「条件の良い土地だから」という理由で購入してしまうと、建物に掛けられる予算が減ってしまいます。予算が減れば当然建物の設備や間取りに、妥協をしなければいけない部分が出てきます。そうなると満足のいく家は建てられませんし、予算オーバーしてでも希望通りに建てると、後々の支払いが大変になります。
どっちに転んでも後悔するということです。
なので、事前に「土地にいくらまで予算を掛けるか」を決めておくことが重要なんです。
【失敗しない土地選びのコツ❺】平日と休日の両方で下見をする
5つ目のポイントは「平日と休日の両方で下見をする」です。
忙しくて何回も見に行くことは、中々難しいかもしれません。ですが購入前にしっかり土地をリサーチしておかないと、後悔する原因になります。大概の人が見学に行く時間帯は土日の昼間だと思いますが、土日は学校も工場も休みの事が多いです。土日の雰囲気だけ見て「静かだし、日当たりもいいし、この土地いいかも」と思って購入してしまうのは危険です。
・平日は学校から部活の声が聞こえてうるさい
・平日は車通りが多くてうるさい
・家の前が夜になると抜け道になる
・周りに街灯がなく、夜になると真っ暗
・朝は日当たりが悪い
など上記のような後悔をしてしまいます。また夏に土地探しをする方には特に気を付けてもらいたいことがあります。それは「冬に比べて夏場は、日当たりが良くなる」ことです。太陽の角度は夏と冬とでは50度も違います。角度が高くなればなるほど、影が出来なくなるので、夏場は日当たりが良く見えてしまうんです。「夏に土地を見に行って日当たりが良かったから買ったのに、冬になると全然日が当たらない…」といった声も実際にありますので、頭の片隅に入れておきましょう。
理想は平日と休日の朝・昼・夜の計6回見に行くのがベストです。結婚されている方は夫婦揃って見に行けなくても、どちらかが行けるタイミングで平日と祝日のすべての時間帯を見に行くことをオススメします。しっかり平日と休日の両方に土地の見学に行ければ、土地の立地選びで失敗することは無いかと思います。かなり高額の買い物なので、やれることはすべてやっておきましょう!
▼まとめ
❶不動産屋と一緒に探す
-建ぺい率や容積率、生活インフラの引き込み工事の有無などの見落としを防ぐ
❷希望条件の優先順位をつける
-条件の良い土地が出てきた時、すぐに買っても良い土地か判断する為
❸建物の全体イメージを決める
-全体イメージを決めておかないと、予算配分が決められない
❹土地に掛ける予算を決める
-建物に掛ける予算を圧迫してしまうと、後悔に繋がる
❺平日と休日の両方で下見をする
-休日でいい土地と感じても、平日も同じとは限らない